通常の白熱球に代わって、長期に渡って用いられてきていたハロゲンランプですが、現在ではディスチャージランプにその主役の座が変わっています。双方のランプの違いは、発光の原理、消費電力、寿命等です。発光に関しては、ハロゲンランプは、白熱球と同様に、内部のフィラメントに通電して、これを白熱させた時の光を利用します。ディスチャージ方式は、通電による発熱作用ではなく、キセノンガス、水銀等の金属を封入したバルブ内の電極間の放電で点灯します。フィラメントを用いていないので、ハロゲンランプにあるフィラメント切れによる寿命がありません。また、放電作用の為に、発熱もありません。発熱が無い為に、雪道走行時に、ヘッドライトに付着した雪を熱で溶かすことができないので、ヘッドランプウォッシャーを併設している車種もあります。消費電力に関しては、ハロゲンランプが55W、60Wなのに対して、ディスチャージ方式は、35W程度と省電力となっています。さらにディスチャージ方式は、青白い光で夜の視認性も向上しています。コストに関しては、ディスチャージ方式は、バルブが高価で、放電を安定させる為のバラストも必要となり、ハロゲン方式と比べて割高になります。